
国民全員が加入を義務付けられている保険です。
公的医療保険は最低限の医療を、経済的な負担無く受けられるようにするための制度であるため、様々な制約があります。その代表的なものが、病院ごとに設定されている、入院患者の差額ベッド代です。一人当たりの面積やプライバシー確保の有無などによって差額ベッド代は上下しますが、個室の場合、相場は一日当たり約7000円です。ちなみに日本で最も高額な差額ベッド代が必要となる部屋は防弾ガラスを用いたVIP仕様で、一日21万円です。
新型インフルエンザの流行にともなって、ワクチン接種についての関心も高まっていますが、ワクチン接種に代表される予防医療もまた、公的医療保険の適用外となります。接種費用は、各病院ごとに設定されています。ただし、インフルエンザワクチンに関しては、ある一定の年齢以上の高齢者、あるいは呼吸器や心臓に重い病気がある場合は、予防接種法に基づいて無料でワクチン接種が受けられます。
審美性が高く自分の歯のように使えると注目されているインプラント治療ですが、これも医療保険が適用されません。また、入れ歯もプラスチック製の場合は保険が効きますが、セラミックなどの上質な素材を用いる場合は自由診療扱いとなります。その他、目を二重にするなどの美容整形や、治療目的以外、避妊目的や生理不順の改善のためのピルの処方にも公的医療保険は使えません。
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